お知らせ

2025/02/22 07:34

自家製減塩味噌

自家製味噌はご自宅でも簡単に造ることができます。生麹を使った自家製味噌は香りが良く、熟成期間により好みの味わいへと調整できます。また、味噌に含まれる生きた酵母や麹菌が体の調子を整えてくれます。市販の味噌とは異なる自家製味噌で毎日美味しく頂きましょう!

仕込み  

①前日の夜、大豆を洗い、一晩たっぶりの水(大豆の約4倍の量)に漬けます。

蒸し  

●圧力鍋の場合
①翌日、浸けておいた水を捨てザル等で水気を取ります。
②圧力鍋で豆が、かぶる程度の水を入れ、落とし蓋(蒸気口の目詰まり予防の為)を入れます。
③最初強火で、蒸気口より蒸気が絶えず出始めたら弱火にします。
④大豆をじっくり煮ます。
⑤大豆を指ではさんで、楽につぶれるまで煮たら煮汁と豆とに分けます。
⑥煮汁は取っておきます(1L程)※煮汁(1L程)が足らない場合はお湯を加えてご使用下さい。

●火力鍋の場合
①翌日、浸けておいた水を捨てザル等で水気を取ります。
②新たに鍋で豆がかぶる程度の水を入れ、わき上がるまで強火で煮て、沸騰寸前弱火にして静かに煮ます。
③豆が水面から出ない程度に差し水をしながら約4~5時間煮ます。(途中のアクや皮は取り除きます)
④大豆を指ではさんで、楽につぶれるまで煮たら煮汁と豆とに分けます。
⑤煮汁は取っておきます。(1L程)

煮豆潰し

①厚手のビニール袋に煮た大豆を入れ、熱いうちに粒が残らない様、丁寧に潰し、冷まします。

塩きり麹

①大きなタライやビニール袋に生麹の塊を移し手で崩します。塩(500g)を加え、さらに全体を混ぜます。

味噌詰め

①塩きり麹に、つぶした大豆と煮汁を少しずつ加え全体を混ぜ合わせます。耳たぶ程度の固さにします。
②みそ容器にビニールを敷き、出来上がった仕込み味噌を空気を押し出すように、力強く詰め込みます。

仕込完了

①山上(やまじょう)に味噌を盛り付けカビ発生予防の為表面に少量の塩をふります。砂糖でも大丈夫です。
②空気にふれない様に味噌の表面にラップをします。
③ビニールの口を輪ゴムで閉めます。容器フタでも大丈夫です。直射日光が当たらない場所で熟成させます。 
 ※中蓋(なかぶた)をして味噌全量の一割程度の重しを乗せると、より味噌の熟成が早まります。

天地変え

約1ヶ月後に味噌全体に酸素を与え美味しくする為、天地変えを行います。
①ビニールを敷き詰めた新しい容器へ空気を抜きながら力強く詰めます。
②山上に味噌を盛り付け空気にふれない様に味噌の表面にラップをしてビニールの口を輪ゴムで閉めます。
 ③山上(やまじょう)に味噌を盛り付けカビ発生予防の為表面に少量の塩をふります。砂糖でも大丈夫です。

※ワンポイントアドバイス 
仕込んだ味噌の表面にカビが発生する場合がございます。自家製味噌(古い味噌)がございましたら表面に付ける事をお勧めします。表面にカビが発生した場合、付けた味噌ごと取り除き除去して下さい。又、自家製味噌(古い味噌)を表面に付ける事で発酵の促進にもつながります。約三か月程度で食べることができます。